Domaine Regnard Christian  (Maranges)

ドメーヌ ルニャール クリスチャン

Domaine Regnard Christian Domaine Regnard Christian Domaine Regnard Christian

コート・ド・ボーヌで一番新しいAOCマランジュは、1988年に3つの村が統合し生まれました。ルニャールのカーヴと住宅があるサンピニー・レ・マランジュの村は3つの中でもっとも小さく静かな村です。丘から見渡すブドウ畑や古い家々はどこか牧歌的な雰囲気を漂わせ、温かみすら感じさせてくれます。3つの村の中央に位置する南向きのレ・マランジュの丘陵は、サントネのプルミエ・クリュから連なる地続きの畑で土壌の性質もほぼ同じくするジュラ紀の石灰質から構成されています。

かつてネゴシアン達はワインに複雑味と深みを加えるため、マランジュのワインをコート・ド・ボーヌのキュヴェにブレンドしていました。事実、マランジュのワインはスパイスの風味をまとい赤いフルーツに満たされたリッチな酒質を備えています。ときに紫を帯びたダークな色合いで肉付きよく噛みごたえのある黒や赤いフルーツと程よくワインに溶け込んだ滑らかなタンニンが存在します。

マランジュは「黄金の丘」の終焉の地。サントネを超え、この丘は南に向きを変える・・そしてここにマランジュのブドウ畑が広がる。・・しかしながらここはまだブルゴーニュの中心なのだ。コート・シャロネーズの丘は南東向きにまた違った地層が連なる。マランジュで行われている良質なワイン造りから興味深いワインが生まれ、かつそれらは手ごろだ・・・ほぼ赤ワインが占めており、実直で逞しく、良い意味で粗野さが感じられ、その真価を確かめる価値が大いにある。ワインは上質な酸を備えており、かつ良く熟成するのだ。 - Clive Coates (The Wines of Burgundy)

ルニャールの畑は、マランジュ・ヴィラージュ、サンピニーの南に広がるオート・コート・ド・ボーヌの数パーセルに加え、2011年より生産を始めたプルミエ・クリュとサントネーの区画、そして2013年に新たに購入したシャサーニュ・モンラッシェの区画からなります。樹齢60年を超えるアリゴテを除き平均樹齢はおよそ30年ほど。フロリアンの代になり、収量制限や除葉、摘心など、より細部までこだわった仕事が見られ、減農薬栽培に取り組み除草剤の使用量も大幅に減少しています。醸造に関しては、デュルイユ・ジャンティアルの手法を赤ワインの醸造に取り入れ低温マセラシオンに続き、マランジュの比較的強いタンニンを柔らかくし、色素を安定させるため発酵後の高温マセラシオン(30℃)を行うのが特徴。熟成にはアリエまたはヴォージュの樽を使用し12ヶ月間熟成。白ワインは、品種のアロマを最大限引き出すため18-20度で醸造、ヴィンテージにより樽の種類や醸造・熟成期間、バトナージュの回数などを調整します。赤白共に心地よいピュアなフルーツのふくよかな味わいの中に、絶妙なバランスでアッサンブラージュされた樽の風味が程よく溶け込み得も言われぬ心地よさをもたらしてくれます。

コンクール・ガイド受賞歴
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ・ブラン2010 - コート・シャロネーズ・コンクール銀賞
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ・ルージュ2010 - コート・シャロネーズ・コンクール金賞
ブルゴーニュ・シャルドネ2009 - ギドアシェット2012 **(2つ星) Coup de Coeur(衝撃の一本)獲得
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ・ブラン2011 - マコンコンクール銀賞
マランジュ・プルミエ・クリュ・レ・クロ・ルソ2011 - フェミナリーズコンクール金賞
マランジュ・ル・バ・デ・ロワイエール2010 - ギドアシェット2013 *(1つ星)
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ・ブラン2010 - ギドアシェット2013 **(2つ星)
サントネ2011 - ブルゴンディア・ド・ボーヌ銀賞

Bourgogne Aligoté
ブルゴーニュ アリゴテ

aligote

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アリゴテ100%
マランジュで造られる白ワインは隠れた名品として知られています。また、この辺りには樹齢の古い貴重なアリゴテが存在するのです。サンピニーの村の南に広がるオート・コート・ド・ボーヌに指定された畑にあるMitancherieの畑。砂の混じる粘土泥灰質。ゴブレ仕立ての樹齢60年を超えるアリゴテ。ステンレスタンクで6ヶ月熟成。アリゴテらしいモミの木などの清々しいノート、樹齢の高さに由来する果実のふくよかさ、奥行きが十分に感じられるアリゴテ。樹齢の若い木から生まれる痩せた厳しいアリゴテが多いなか、このアリゴテには終始一貫して柔軟性が感じられ、決して生み出せない充実感があります。

Bourgogne Hautes - Côtes de Beaune Blanc
ブルゴーニュ オート コート ド ボーヌ ブラン

hcb

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シャルドネ100%
サンピニー・レ・マランジュの村から離れた高台の畑。アリゴテと同じリュー・ディのMitancherie、その付近のLa Servotte、Le Bas de Voyenの3つの区画のシャルドネ。平均樹齢は20年。自分の造る白ワインにはアリエの樽が一番よくなじむとフロリアンは言っており、アリエの新樽を30%使用し12ヶ月熟成。シナモンなどの樽の香ばしい風味がしっかりと熟した円やかな果実の中に程よく溶け込み、大変心地よい印象。しかしながらフレッシュさを失わず完成度の高いバランス感が保たれ、余韻に残る香り高い風味は特筆すべきポイント。

Maranges le Bas des Loyères
マランジュ ル バ デ ロワイエール

maranges

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ピノ・ノワール100%
プルミエ・クリュのクロ・デ・ロワイエールの下に位置するリュー・ディ。粘土石灰質土壌、標高約300mで南向きのやや傾斜のある日照に恵まれた畑。50%はアリエの1-3年樽を使用したキュヴェ、残りはステンレスタンクで熟成させたものをアッサンブラージュ。桑の実、フランボワーズなどの凝縮したクラシカルなフルーツ感、オレンジの皮、スパイスの豊かで伸びのあるアロマと酸、全体を引き締めるタンニンがしなやかな印象をより一層引き立てています。

Maranges 1er Cru Les Clos Roussots
マランジュ プルミエ クリュ レ クロ ルソ

clos-roussots

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ピノ・ノワール100%
Clos des Roisの上、サントネの1級畑クロ・ルソー(Clos Rousseau)からつながる一級畑。薄い粘土の層が覆う石灰質土壌。1~3年樽とヴォージュ産の新樽を30%使用。赤い花、シナモンやオークのニュアンスがフレッシュなブラックチェリーのふんだんな味わいの中に溶け込み、伸びやかで心地よい酸、表現力のある滑らかなタンニン、スパイシーで華やかなアロマが余韻にじわりと残り、熟成のポテンシャルも存分に感じられる強さがあります。
【2011】
フェミナリーズコンクール金賞

Santenay
サントネ

santenay

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ピノ・ノワール100%
マランジュとの境界にほど近く、La Fussièreをやや上った標高400mの斜面にある畑(0.57ha)。石灰質の小石がゴロゴロと転がる。アリエの新樽25%使用で残りは1~3年樽を同比率使用。近い距離にあるにもかかわらず、マランジュとはスタイルがガラッと変わり、目の覚めるような繊細なスタイル。きめの細かく滑らかなタンニン、凝縮感のある黒果実系のフルーツに程よいオークのニュアンスとフレッシュ感を添えるミネラルが美しいストラクチャーを作り上げ、緻密なバランスを保っています。
【2011】
ブルゴンディア・ド・ボーヌ銀賞

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