Languedoc Roussillon ラングドック ルーション

Mas Baux

マス ボー

マス ボー

マス・カタラン
セルジュ・ボーと妻のマリー=ピエールが1998年に「一目惚れ」し購入した、18世紀のカタラン様式の家に面した16世紀のカーヴは見事に改装され12ヘクタールの高台に広がる美しい畑の中にに溶け込んでいます。地中海から程近く、リゾート地として知られるカネ・アン・ルシヨンの郊外に広がるこの土地とワイン栽培の歴史は2000年以上にもさかのぼります。もともとは山側のランサックという村で鉱石関係の仕事をしていましたが、ワイン造りという全く畑違いの仕事にチャレンジするべくこの土地へやってきました。彼らが購入を決めたのは、この土地の優れたポテンシャルとそのテロワールにもありました。ここは年間平均して260日間日照に恵まれ、強い風とわずかな降雨量の地中海性気候です。高台に広がる土壌は水はけがよく、深さ1.5~2メートルの小石や粘土の混じる泥土の層が覆います。シャトーヌフ・デュ・パープやコスティエール・ド・ニームにも似た表土の小石は、日中の太陽の熱を吸収し、夜にはその熱を放出し地表を温めブドウの熟成を助ける役割を果たします。また暑い日でも地中海からの涼しい海風が気温を安定させ、バランスが保たれます。 マス ボー

品種とビオロジック栽培
品種の選択にあたり、セルジュは土壌が深く、乾いた場所にシラーを植樹。ここには古いグルナッシュの木が購入当時からありました。そして彼がこよなく愛する品種ムールヴェードルも植え、海に近づく土壌の薄くなっていくあたりの湿度が高い場所にカベルネ・ソーヴィニョン、それからもともとあったミュスカを抜き、より土地に適したミュスカ・ア・プティ・グランを植えました。 マス・ボーのファースト・ヴィンテージは2002年。まだ比較的若いドメーヌでありながらも、その高い実力によってスター・ドメーヌの仲間入りを果たしました。セルジュはこまめな土の耕作で土壌を柔らかい状態に保ち、ブドウの根が地中深く這り栄養分やミネラル分をブドウの木が十分に吸収できる環境を造り出すため、畑での作業に多くの時間を費やします。「並はずれたワインを造るための秘訣は、3つの言葉に要約される、時間、そして時間、さらに時間なんだ」とセルジュは言います。ここでは一切の農薬、化学肥料、除草剤は不使用、常に手で草を取り、自然に耳を傾けながらのビオロジック栽培を当初から実践しています。

LE GRAND GUIDE DES VINS DE FRANCE 2008(BETTANE & DESSEAUVE) 
”モダンで実直な製品に加え、発想豊かな人間によるイノベーション(ラベルのデザインとキュヴェのネーミング)のおかげで、このカネにあるドメーヌは新世代のルシヨンのドメーヌの仲間入りをした” ”美味しく、若いうちから楽しめる、現在の嗜好にぴったりと合ったワインである”

SERIE B 2010 セリー ベー

AOC VIN DE PAYS DES COTES CATALANES
ブドウ品種 ミュスカ ブラン ア プティ グラン
ワイン概要 8月半ばに手摘みで収穫。カーヴで選別後、空気圧搾にて優しく果汁を搾る。低温で一次発酵、最高18℃までにコントロール。10月後半に瓶詰。 溢れんばかりの花の香りに加え香るハーブ類のすがすがしさ、柑橘類のニュアンス。いきいきとして、フレッシュかつ繊細で上品、ブドウ本来のアロマティックな香りともにそのみずみずしくジューシーな味わいが魅力。

GRAND RED 2008 グラン レッド

AOC COTES DU ROUSSILLON
ブドウ品種 シラー70% ムールヴェードル10% グルナッシュ20%
ワイン概要 完全に徐梗した後に5~7日間7℃で冷却、マセラシオンは28日間に及びその間毎日ピジャージュを行う。一次発酵期間の温度は最高27~28℃まで。ステンレスタンクにて2年間半熟成。 熟したフルーツ、特にプルーンの香り豊か。鮮やかなルビー色でさくらんぼの深い色合い。たっぷりとした口当たりで非常に滑らか、純粋な果実の味わいを伴う優しい余韻が残る。

SOLEIL ROUGE 2006 ソレイユ ルージュ

AOC COTES DU ROUSSILLON
ブドウ品種 シラー45% ムールヴェードル45% グルナッシュ10%
ワイン概要 手摘みで収穫後、厳しい選別を経て、100%除梗した後3~5日間7~10℃で冷却。 マセラシオンは26~28日間、ピジャージュを毎日行う。一次発酵期間の温度は最高28℃。500リットル入りの樽で1年間熟成。
Le Guide Hachette des Vins 2009 * * *
このソレイユ・ルージュはピレネー山脈の青い山脈と、カニグー山塊、コルビエール山塊、そして ルシヨンのブドウ畑を臨むブドウ畑の真ん中に佇むこの家に沈む太陽そのものだ。ここでは、 丸い石の転がる高台の上に古いグルナッシュを筆頭にムールヴェードル、シラーが植えられている。 この奥深い赤ワインを表現するキーワードとしては、凝縮感、そしてブラックチェリー、桑の実、トーストのような香ばしさ、そして清涼感のあるユーカリの香りを強く感じる。口に含むと果実感豊かで、その中にムールヴェードルのタンニンを通して感じるスパイスの粒子、シラーに由来するカンゾウの豊かな鮮やかな香り、カカオの香りをまとったチェリーのアクセントがある。今飲んでも良いし熟成も可能。今飲んで美味しいグラン・レッド、これは樽を使用していないキュヴェだが、二つ星を獲得している。

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